

2015年6月6日(土)19:00〜21:00
◇参加費 |
1,000円 |
◇場所 |
文京ふれあい館 3F会議室 |
◇交通 |
東京メトロ千代田線「根津」駅下車徒歩5分 |
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日本一の山、霊峰 富士。
富士山に対する信仰は縄文の頃からといわれ
日本人はこの特別な御山に対して特別な思い入れを持って接してきました。
富士山を信仰対象の山として登るには「御師」と呼ばれる特別な役割を 持つ宿坊に泊まり、山での慣わしを学び、祓いを受けた後、足を運ぶもの とされ、そうした登り方を「富士登拝」と呼んできました
富士山信仰をしている人同士が講(組織)を組んで登る「富士講」の始ま りは、およそ室町時代から始まっているとされ、江戸時代には江戸八百八 講といわれるほど各地に広がったのです。
しかし、徳川幕府よりも人気が集った為、何度か禁止令が発令され
明治時代になると完全に禁止となり、富士講は幾つかの
日本神道の分派へと移り変わりました。
しかし、その祈りの灯は絶やされることなく、真摯な祈りと
修験の実践者たちにより、富士山は世界遺産にも登録されたのです。
そんな中、私たちTENは、2008年より日本人としての心を取り戻すべく
富士登拝を始めて参りましたが、2013年夏、大先達「丸伊講」の斉藤先達より 「新しい時代の富士講として、新たに立つように」とのご進言により、平成 の時代としては初の、丸伊講の枝講として「天川講」が誕生いたしました。
私たちは、あくまでも宗教団体ではなく、昔ながらの富士山と向き合う富士 修験者です。ですので、富士山に登ってみたいという安易な心持ちならば、 他の富士山登山をお薦め致します。富士講では「六根清浄」を唱えながら御
山に向き合い、御山に清めていただいた身体で
社会に貢献する心構えや覚悟が必要です。
6月6日は、講元の天川 彩が、富士登山と富士登拝の違いや
富士講について、歴史などを交えてわかりやすくお話いたします。
近年流行の富士登山に疑問を感じていた方
富士登拝や富士講が気になる方、
また改めて富士山について考えてみたい方など、
どうぞふるってご参加ください。
当日は、本年度の天川講の登拝スケジュールもお知らせもいたします。
真摯に富士山に向き合ってみたいと思われている方のご参加
心よりお待ちいたしております。

<天川講 富士登拝 日程 2015> |
二つの日程で予定を組んでおります。体力に合わせてご参加ください。
尚、@、A両方参加すると一合目から山頂へ登拝し、また一合目に戻るという往復をしたことになります。
@『富士登拝』一合目〜五合目
2015年7月27日(月)〜28日(火) ◇1泊2日 19,800円
東京集合。バスにて富士吉田へ。まずは御胎内神社にて参拝、そしてリニューアルオープンした富士吉田歴史民俗博物館で富士講について学んだ後は400年続く御師の家に宿泊いたします。翌日は早朝出発。一合目から五合目まで、緑まぶしい富士山中を登拝いたします。五合目の冨士山小御嶽神社にて参拝。五合目からバスにて東京へ戻ります。
A『富士登拝』五合目〜山頂〜五合目〜一合目
2015年8月3日(月)〜5日(水) ◇2泊3日 29,800円
東京から五合目までバスにて上がります。五合目にある冨士山小御嶽神社で参拝。身体を慣らし後、登拝を始めます。
一日目は八合五尺の山小屋に宿泊。富士講、中興の祖といわれた食行身録さんに縁の深い場所です。翌朝、後来光を見た後山小屋を出発。山頂を目指します。下りは一合目まで歩いて戻り、御師の家にて宿泊し身体を休め、東京へ戻ります。
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