【旅の行程 3連休!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11月21日(土


 ◆1日目・・・東京〜遠野


東京駅集合した後、新幹線で東北の地岩手へ。
新花巻駅からは在来線に乗り換え、いよいよ遠野の不思議な世界へと向かいます。この日泊まるお宿は、駅舎の上にあり、遠野を散策するにはとっても便利な場所。いったん荷物を預けたら、さっそく、名人の昔語りを聞きに、いきましょう。「むがす あったずもな、」から始まる遠野に伝わる不思議なお話、楽しみですね。

昔語りを堪能した後は、歩いて数分の遠野昔話村へ。
ここでは遠野に惹かれ、後に「遠野物語」を世に出した柳田国男が逗留した宿や、世田谷で隠居暮らしをしていた家などが、当時の雰囲気そのままに残されています。

柳田国男の「遠野物語」や、民間伝承オシラ様、ザシキワラシに関する資料も目にすることが出来ますよ。

まずは遠野をたっぷりと知る一日目。
お腹もすいたこの日の夕食は、「鹿子踊り」のお面が飾られた地元の郷土料理のお店へ。郷土料理や遠野の隠れた名物「ジンギスカン」、など頂きましょう。

旅の疲れをとり、ゆっくりとお休み下さい。


       宿泊 遠野

11月22日(日)
 ◆2日目・・・遠野〜早池峰〜鉛温泉

朝食後はカッパの言い伝えが残るカッパ淵や、千体のオシラサマが圧巻の伝承園へと向かいます。
道具や、家、蔵などからかいま見える遠野の昔の生活を体感しましょう
その後、「ふるさと村」へと移動します。

まるで本物の一つの村であるかのようなこの村では、この日ちょうど「どべっこ祭り」が開催中。「どべっこ」とは「どぶろく」のことで、実は遠野は「どぶろく」発祥の地でもあるのです。ふるさと村産の米で仕込んだ「自家製どぶろく」と地元造り酒屋が造る濁り酒「どべっこ」が楽しめます。お酒が飲めない人も郷土料理を堪能したり、郷土芸能を観たり、十分楽しめますよ。

遠野をたっぷり堪能した後は、一路、早池峰へ。
美しい早池峰は東北の要であり、修験の霊山であると同時に、今も昔も多くの人を魅了しています。花巻生まれの宮沢賢治も例外ではありませんでした。

今回は特別に早池峰山の麓にある『早池峰と賢治の博物館』の館長さんに、お話をきかせて頂くことになりました。
賢治の童話の世界から深い宇宙観まで、賢治さんの目を借りて早池峰を感じてみるのもいいですね。

一歩も二歩も深く賢治さんの懐にはいった後は、この日のお宿の鉛温泉へと向かいます。
賢治の童話「なめとこ山の熊」にも登場する「なめとこ山」はここからすぐそば。物語に登場する「鉛の湯」はこの鉛温泉がモデルになっています。

味わい溢れる山中の秘湯にゆっくりつかり、心も体もゆっくりと休めましょう。源泉が直接湧き出で、立って入る日本一深い「白猿の湯」もオススメですよ!


  宿泊 鉛温泉


11月23日(祝・月)
 ◆3日目・・・鉛温泉〜花巻〜東京



この日は賢治ゆかりの場所を巡る一日。朝食後、花巻市内へと移動し、まずは、賢治がもっとも賢治らしく過ごしていた羅須地人協会のあった場所へ向かいます。

そこには、高村光太郎の書による「雨ニモマケズ」の詩碑が建ち、その下には、分骨や賢治全集が収められています。

また賢治が耕していた下ノ畑がいまでもボランティアの人達によって引き継がれています。
この詩碑のすぐ側に宮沢家の主治医だった佐藤医師が開いた桜地人館という小さな建物があります。

オフィスTEN代表の天川は、先代の館長さんの時からのご縁があり、ここの館長さんからもお話を伺う時間を頂きました。
この館長さんのご親族が賢治さんに大変よくしていただいたとか。
賢治さんにまつわる、なにげないお話、たのしみですね。

午後からは宮沢賢治記念館や、賢治の生家など賢治さんにまつわる場所に向かいます。

たくさんの思い出を胸に一路東京へ。

                         東京 解散