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【旅の行程】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8月29日(日)



 ◆1日目・・・鶴岡駅集合〜由良温泉


午後、鶴岡駅に全員集合した後は、バスに乗って出羽三山信仰のルーツと深く繋がる由良海岸へ。
ここは、飛鳥時代、出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)を開き、
羽黒修験の開祖となった「蜂子皇子」が、最初に八人の天女に導かれ入った 場所です。
初日の宿は、せっかくなので羽黒修験に繋がる場所を選びました。宿に荷物を置かせていただいた後は、海岸に出て伝説が残る浜辺を少し散策いたしましょう。

日本の渚100選にも選ばれた美しい海岸に沈む夕陽は最高だそうです。宿で出される庄内の海の幸も楽しみですね。
夕食の後は、地元の民俗学の長老に宿までお越しいただき
出羽三山信仰にまつわる地元ならでは貴重なお話を伺えることになりました。 山伏修行体験に入る前に、お話を伺えることは、ありがたいことですね。
夜は、翌日からの山伏修行体験に備えて、早めに就寝いたしましょう 。


 ◎宿泊 由良泊

8月30日(月)

 ◆2日目・・山伏修行体験


朝、鶴岡まで出た後は、いよいよ出羽三山へと向いましょう。
この日からお世話になる、星野先達の宿坊「大聖坊」に荷物を
置かせていただいた後は出羽三山信仰について学べる「いでは文化記念館」へ。
宿坊で、行中の最後の一般食となる昼食をいただいた後は、
真っ白な山伏装束に着替えて、いよいよ山伏修行体験の始まりです。 まずは峯中式。そして羽黒山とそう行や座禅、いぶし南蛮など、夜まで先達の指示による行が夜まで続きます。



 ◎宿泊 宿坊「大聖坊」

 

8月31日(火)

 ◆3日目・・・山伏修行体験<深夜・「蜂子神社祭」(八朔祭)>


早朝、禊の行である水垢離や座禅などをした後、この日は月山、そして 湯殿山までと、とそう行が続きます。神聖なる神々の山を駆けたあとは、 瀧行が待っています。湯殿山ご神体のふもとを流れる清らかなる川の瀧で 心身とも清められた後は、再び宿坊で座禅などの時間を過ごします。

この日、夜半からは「蜂子神社祭」(八朔祭)が行われます。
これは秋の峰修行中の山伏が開祖に修行の無事終えようとしていることを 開祖である蜂子皇子に報告しながら柴燈護摩が催されるもので、夜の羽黒山頂を炎々と照らす様は荘厳そのもの。

私たちも先達のご配慮により山伏装束の姿で参列させていただけることになりました。アースデイの折に祈りの言葉が書かれた虹のリボンも、この護摩の炎の中でお炊き上げされます。世界の平和、人々の幸せなどを祈って護摩の炎にお祈りください。



※女性の方は白Tシャツを来て滝行をします。

 ◎宿泊 宿坊「大聖坊」

9月1日(水)

 ◆1日目・・・修行明け〜直会〜鶴岡駅・解散


この日は、山伏体験修行最終日。早朝、水垢離を行った後には、再び羽黒山へとそうし、出羽三山神社で正式参拝をさせていただきます。最後に山火渡りの行を行い、出生式を終えて、山伏修行体験は終了です。近くのやまぶし温泉で、三日間の汗を流した後は、正午から直会(なおらい)。ご馳走やお酒をいただいて、ともに山伏修行体験を無事にやり遂げたことをたたえあいましょう。
午後2時過ぎお世話になった先達や宿坊の奥様にお礼を述べて、一路、鶴岡へ。



 午後3時鶴岡駅解散予定