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『よろず屋相談室10』


◆相談者:S・Oさん


こんにちは。

いつもTEN'S magazine楽しく読ませてもらっています。

さて、私の相談は、ほんとに漠然としています。
昨年12月に父が62歳で食道ガンで亡くなりました。
病気が分ってから2年7ヶ月あまりでした。


父が亡くなってからというか、病を患ってから死が身近になり、
後悔のないように生きる、誰かのために何かしたい!
けど、どうしたらいいのか…(時間は過ぎていってしまうし)と焦っています。

私には4才になる息子がいて、自由になる時間は限られているのですが、
その時間を有効に使うのもどこから手をつけていっていいものかと…。

父は亡くなる日の朝まで家にいてくれました。

ですから、この一年近くは常に父のそばにいたくて、
時間が出来ると息子と一緒に実家にいる日々でした。

急にその父との時間が無くなってしまい、
寂しいから何かしないではいられないという感じでもありますが。

仕事もしたい(何の資格もありません。)パート?
勉強したらいい?(英語の勉強すきだったけど?介護の資格をとる勉強?)
ボランティア?それもいいけど、どこで誰のために??
と、頭の中でぐるぐるしています。

こんな質問でもよろしいでしょうか?

                               
◆よろず屋:aya


最愛のお父様を亡くされて、Sさんや周囲の方々は、
お辛い気持ちでいっぱいかと思います。


でも、お父様ご自身は、亡くなる日の朝まで、
娘や孫の顔を見ながらご自宅で過ごせたなんて、
どれほど幸せだったことでしょう。


私は、精一杯生きた人は、最期に気持ちよく
死を迎えることが出来ると信じています。

生きて頑張る姿、病気と向き合う姿、死を迎える姿、という
尊い姿を見せてくださった、お父様は、
Sさんの最高の人生の先生でもありますよね。


そんなお父様の娘に生まれたことは、感謝すべきことだと思います。

今は、きっと心の隙間を埋めたくて、
じっとしているのが辛い状態かとは思いますが、
人生は長いようで短く、短いようで長いものです。

どうぞ、焦らないでください。


まずは世の為、人の為になる活動を慌てて何か探すのではなく、
家族と笑顔で毎日暮らす平凡な日々を取り戻すことが大切です。
その積み重ねの先に、きっと本当にSさんが動くべきこと、
全力を傾けて取り組むべきことが、待っているかと思います。

それまでは、どうぞ可愛い息子さんに
「大切なことを全て伝えていく」という大切なお仕事をなさってください。