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『神在月』
旧暦の10月、一年に一度、出雲の国に全国から神様たちが集まられる月を、出雲では「神在月」とよびます。神様たちが、みんな出雲の国へ行ってしまうので、その他の地域では「神無月」とよびます。(諏訪を除く)。

全国の神様たちが集まって何をされるのか・・・。

それは目には見えない、様々なご縁(えん)を結ぶ為の神様たちの会議が開かれるのです。
人と人との出逢いや物事との出合い、この世はすべて不思議な巡りあわせで動いています。
旧暦10月10日の神様をお迎えして、帰られるまでの7日間。この1週間「神在祭」が執り行われます。


『神迎神事』

旧暦十月十日の夜、出雲、国譲り神話の舞台でもある稲佐の浜で、全国からおいでになる神様たちをお迎えする「神迎神事」が行われます。龍蛇神の先導の元、出雲の国へおいでになる八百万の神々。一言も発してはならない、直に神様をみてはならない、などとても厳粛なご神事です。静かに八百万の神様たちをお出迎えしましょう。

『出雲大社』

神々の国、出雲の地の象徴である出雲大社。
大国様として馴染みの深い『大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)』がお祀りされています。「古事記」に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりといわれています。