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江戸時代末期、熊本藩主細川家の下屋敷となり、その後細川家の本邸と
なる。素朴さの中に江戸時代の純日本式武家庭園の面影をとどめている。
松声閣の建物は、明治20年ごろの建造で細川家の学問処として使われ
ていた。

◆回遊式泉水庭園

大きな池を中心として、その周囲の園路を歩きながら、
様々な風景の移り変わりを観賞出来るように計画された
庭園の様式の一つです。

新江戸川公園では、門から入り大泉水への視界が展開されます。
そして園路を進むにしたがって、池や背後の山並みの眺めの移り変わりを、
また振り返った時、池を借景とした松声閣の眺めを楽しむことが出来ます。

また樹林の中の山道をしばらく登った時、樹間から眺められる大泉水の眺めが印象的です。
そして園路にそって池を一周し、最初に見た風景を振り返るように設計されています。


休憩時には、日本式庭園をゆったりと散策してください。